オリオン小学生の部ではみなさんに英語を教えています。
英会話の練習で堂々と発言する小学生のみなさん。
みなさんの毎日の中で頑張っていることを、
みなさんの夢を、
まるで歌を歌うかのように、
英語で発表するみなさん。
英語の授業は、英会話表現だけでなく、英文法も勉強します。
テキストは中学生用のテキストをそのまま使用します。
ここでいつも感じることなのですが、
小学生のみなさんは、
会話も英文法もとてもスラスラと理解をし、
パズルのように問題を解いていくことです。
苦手意識よりも前に挑戦する気持ちを持つみなさんは、
そこにとても大きな壁を立ちふさがろうと、
すいすいと駆け上がることができます。
いつも思うことなのですが、
誰かに何かを強いられて、
そこにときめきを感じられる人がいるのでしょうか。
例えば運動が得意な人であれば、
誰かが頼むことなくそこに没頭するでしょうし、
人づきあいが大好きな人であれば、
誰にお願いされることもなく誰かに微笑みを与えられるのだと思います。
それならば拒絶しそうなくらいの苦手意識はどこからやってくるのでしょうか。
誰かの姿を見つめたからなのかもしれないし、
誰かの言葉を受け入れたからなのかもしれません。
だったら自分自身で得意得意大好きだ!と思いこんでみたら、
長い長い時間の中で苦手分野は自分の最強の武器になるのかもしれません。
私自身もそういう自己暗示で乗り越えたことがたくさんありました。
例えば、中学校1、2年生の頃に50点も取れなかった英語は、
当時大好きだったイギリスのミュージシャンに会いに行くんだという、
根拠のない自信から一番得意な教科になりました。
例えば、生まれつき心臓に穴が空いていて長時間走ることができなかった私は、
夢を実現させるんだというやけのやんぱちの気持ちから、
毎日のジョギングが日課になり、
走らなければ自分自身でいられないくらい走ることが好きになりました。
だから今でも苦手なこと、悔しいと思う出来事に出くわすと、
とてもうきうき心が弾みます。
初めの一歩は自己満足かもしれません。
知っているのは自分だけでいいとても恥ずかしい挑戦なのかもしれまん。
ですが続けることでその過程が大きな大きな自信に変わるのかもしれません。
だからこそ、
どうせそこを通過しなければならないのであれば、
周りではなく、 自分自身の意識を変えればいい。
お互い頑張って生きていきたいですね。